一般社団法人夢と絆

就労移行支援事業所
塩竈潮さい

家族支援

家族支援|電車内ストーリー|一般社団法人 夢と絆

東北本線・塩釜駅から仙台へ

2年ほど前、当社代表理事が東北本線・塩釜駅から仙台へ向かう列車に乗ったときのことです。 若い女の子が同じ車両に乗り込み、静かに座席に腰を下ろしました。

障がいのある表情のその女の子は、バッグから封筒を取り出し、 そっと中のお金を数え始めました。

1万円札が2枚。 1000円札が3枚。 そして硬貨を手のひらに受け止めた瞬間―― 彼女は、最高の笑みを浮かべました。

その笑顔は、世界が輝いて見えるほどの、 純粋で、誇らしくて、嬉しさに満ちた笑顔でした。 女の子は仙台駅に着くまでの間、ずっと笑顔で、時折目を閉じながら、 手のひらのお金をそっと握りしめていたそうです。

代表理事は、その姿を見つめながら、 涙が止まらなかったと話しています。 働くことで得られたお金が、彼女の人生をこんなにも温かく照らしていたからです。

小さな命を大切にすること―― それは、私たちの支援のまなざしと同じ場所を見つめています。

A型・B型事業所で得られる賃金や工賃は、 たとえ月に25,000円に届かなくても、 その価値は、数字以上の意味を持っています。 それは「自分で稼いだ」という確かな実感であり、 人生をそっと照らす、温かい光のような力です。

私たちの挑戦と願い

それでも、私たちは挑戦を続けます。 NPO法人 夢は、その挑戦を実践するための場所です。 完全給食、パソコンスキルの向上、就職定着支援、家族支援―― ここに来れば、未来が見える。 明るい制度と、安心できる居場所が、確かに存在することを共有できます。

私たちの活動を、どうか応援してください。 いま、社会の片隅に追いやられそうになっている人たちがいます。 その人たちが再び社会の光を見つけられるように、 職員一人ひとりが明るい人生設計を描き、 高いモチベーションを持って支援に向き合っています。

障がいのある方々が、安心して社会の中に立ち、 自分の人生を「見える形」で歩める日を、私たちは心から願っています。

支援を支える組織と専門性

当社の組織は、代表理事を中心に、理事2名(うち1名は弁護士)、 社労士・行政書士・税理士など複数の顧問、 そして外部専門家によって強固に支えられています。

職員も、サビ管、管理者、社会福祉士、介護福祉士、 元公立中学校教員(視支援学級応援16年間)、プログラマー、就労支援員、 管理栄養士、調理師など、多様な専門性を持つ人材がそろっています。

しかし――経験不足、自己資金不足、そして「儲からない業種」であるという現実が、 私たちの存続を常に揺さぶっています。 それでも、支援を必要とする人たちのために、歩みを止めるわけにはいきません。

ここまでの歩みと現実の負担

ここまで歩んでくるために、私たちは多くの挑戦と負担を背負ってきました。 市の施設ボランティアを2年間続けるために、カラオケ設備を導入し、 多賀城文化センター小ホール(500名)、リフノス文化会館(425名)での公演を行い、 佐藤宗之事務所の高橋佳生さんをゲストに迎えたステージも開催しました。

アメリカ映画『Green Book』の上映には99,000円、 チラシの作成と配布には20,000枚を費やし、 送迎や活動のための車両も購入しました(この車両は10月で役目を終えました)。

こうした活動の総支出は2,000,000円以上にのぼり、 年金がほとんど残らないほどの自己負担を続けてきました。 それでも、これらの努力は「自己資金」として認められず、査定は0円。 支援の世界は、利益を生まないという理由だけで切り捨てられることがあります。

正直に言えば――つらいです。 そして、今の私たちは、破産に近い状態です。 それでも、支援を必要とする人たちのために、歩みを止めることはできません。

この現実を知っていただけることが、私たちにとって大きな支えになります。 どうか、私たちの挑戦を見守り、応援してください。

視聴者の皆さまへ

私たちの願いは、利益を生むことではありません。 経験が不足していることも、自己資金がないことも事実です。 それでも、支援を必要とする人たちのために、挑戦を続けています。

このページを見てくださった皆さんへ。 私たちの活動が、ほんの少しでも心に届き、 「応援したい」と思っていただけるなら、それだけで前に進む力になります。

社会の中で、静かに押し出されそうになっている人たちがいます。 その人たちが再び光を見つけられるように、 私たちは今日も支援を続けています。

どうか、私たちの挑戦を見守り、支えてください。 その一歩が、誰かの人生を救う光になります。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。 私たちの歩みは決して平坦ではありませんが、 それでも支援を必要とする人たちのために、挑戦を続けています。

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