一般社団法人夢と絆
就労移行支援事業所
塩竈潮さい

お知らせ

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GPU搭載PC
2026.07.15

GPU搭載PCを新規導入しました

動画編集・AI支援・拡大ソフトなど、特性に合わせた高度なIT環境を提供します。

アクセシビリティ機器
2026.07.10

アクセシビリティ機器を追加しました

トラックボール・キーボードガード・拡大読書器など、特性に合わせた支援機器を新たに導入しました。

夏季休業
重要

夏季休業のお知らせ

8月13日〜16日は夏季休業となります。ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

あなたは先進国?

あなたは先進国?

現在でも能登に向かうボランティアは多い。しかし、圧倒的に足りていない。
そして私の住む町では、その現実さえほとんど伝えられていない。

東日本大震災のとき、全国から人々が会社を休み、スコップを手にし、
泥だらけになりながら「誰かのために」と駆けつけてくれた。
その人たちは「ありがとう」の一言に救われ、喜びを胸に各地へ帰っていった。
では、私たちはその恩にどう応えただろうか。

障がいを抱えた人々は、今もなお社会の周縁に置かれたままだ。
家庭の困難、支援団体の機能不全、行政の“保護政策”に依存した仕組み。
その結果、国連は日本に対し 93か条もの改善勧告 を突きつけた。
先進国を名乗りながら、社会の根幹である「人の尊厳」を数値で測り、
制度の都合を優先する姿勢は、もはや恥ずべき状況ではないか。

携帯を持てない人が増えているのに、公衆電話は消えた。
「持てない人」への配慮はなく、
古いiPhoneすら買えない家庭には“努力不足”という言葉が返ってくる。
スマホ教室に来ても、使えるのは電話だけ。
LINEもメールもできない。
情報格差はそのまま 生活格差 になり、
資本主義の貧富の差をさらに広げていく。

これは単なる経済の問題ではない。
「人を守る」という国家の役割が、企業利益の論理に飲み込まれているということだ。

■では、なぜ北欧やニュージーランドは違うのか
北欧諸国(スウェーデン・デンマーク・ノルウェー)やニュージーランドは、
日本と同じ先進国でありながら、根本思想がまったく異なる。

■人権を最優先に置く「人間中心モデル」
制度の出発点が「人がどう生きたいか」であり、
行政はその実現のために存在する。

■福祉は“コスト”ではなく“投資”
弱い立場の人を支えることは、
社会全体の安定と成長につながるという考え方。

■情報アクセスは“権利”
デジタル弱者にはスマホを無償提供し、
通信費も国が負担する国すらある。
「使えない人が悪い」のではなく、
「使える環境を整えない社会が悪い」という発想。

■ボランティアは“善意”ではなく“社会の一部”
災害時の支援は制度として組み込まれ、
個人の善意に依存しない。

●まとめ:日本は何を失い、何を取り戻すべきか
日本は、
「努力すれば報われる」
「自分のことは自分で」
という美徳を大切にしてきた。

しかしその裏で、
“努力できない状況にある人”を切り捨てる社会になってしまった。

北欧やニュージーランドが示すのは、
「人を大切にする社会は、結果として強くなる」
という当たり前の真理だ。

今、日本に必要なのは、
制度の都合ではなく、
企業利益でもなく、
人の尊厳を中心に据えた社会への転換だと思う。

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